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2018年6月22日 (金)

「タネ採り」してみませんか

7月号 「バリアのない社会へ」のテーマは、
“タネ(種)”
 
記事では、種子の保存、貸し出しを行う
「安曇野シードバンク」を紹介しています。
を訪ね、宿泊したのは、5月の初め。
 
オーナーの臼井健二さん、朋子さんにお話を伺い、
タネが置かれている「種センター」を見学しました。
 
01
安曇野シードバンク、「種センター」
撮影/長谷部洋子
 
小さなビンに入って、ずらりと並んでいるのは…
 
いんげん ダイズ アズキ 
ズッキーニ カボチャ 冬瓜 キュウリ 
ナス トマト ネギ オクラ
春菊 モロヘイヤ ビーツ 大根 かぶ 
ひまわり あさがお コリアンダー・・・
 
米や野菜、園芸種の花まで、多種多様のタネ。

02
シードバンクに保管されてるタネ。
撮影/長谷部洋子
 
さらに、
「霜降りささげ」
(7月に播いて、霜が降りるまで採れるのが名前の由来
「黒アズキ」
(アズキの原種。“力強い味”が魅力・臼井さん談)
と、同じ豆類でも、個性豊かな品種があり、
この小さな一粒から、
どんな芽がでるのかな
興味深く眺めました。
大手の種子会社が、
タネの遺伝子に特許取得する現在、
「自然界に特許なんて、
そんなものはナンセンスだ」
と臼井さんご夫妻。
 
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庭の野草を採る臼井さんご夫妻。
撮影/長谷部洋子
 
草も作物も、虫も動物も人間も――。
さまざまな生き物が互いに補完しあって、
生命を謳歌しているシャンティクティの庭は、
まさにその言葉を物語るようでした。
 
ちなみに、「シャンティクティ」の食事には、
庭で採れる野草が使われます。
ヨモギやチャイブなどのハーブと一緒に、
タンポポやヒメジョオンなどの“雑草”も。
生まれて初めて
ヒメジョオンを食べましたが、
春菊のような苦味がおいしくて、
すっかり、とりこに!
“雑草”と決めつけていたことを、
反省しました。
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ヒメジョオン、タンポポ、ヨモギの天ぷら。
撮影/長谷部洋子
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婦人之友2018年7月号は こちら↓
 
ゲストハウス・シャンティクティは こちら↓

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